2008年9月20日 (土)

岳陽にて。洞庭湖をみたつもり。

中国・湖南省の岳陽に来ています。

岳陽へは、まず上海から空路(2時間)にて長沙に移動し、さらに長沙から車で約2時間の道程である。ちなみに、長沙から岳陽までは、コメットDL/3のGPSトラッキングログによると1時間46分かかっている。

日本から上海への空路を含めて、日本の羽田を早朝にでて上海虹橋空港で国内線に乗り継ぎ長沙→岳陽と移動すれば、その日のうちに到着できる道程だ。尤も、長沙からは「長永高速」、「京珠高速」という整備された高速道路を延々と走り、さらに「金鶚東路」という高速と同じような大通りを通っての2時間弱であり、要するに100km/hで突っ走っての2時間であって、中国の共産主義的インフラ整備があって始めて可能になる移動時間ではある。

そんな旅程で到着したわけだが、ここ岳陽は、有名な中国第二の湖、”洞庭湖”の湖畔らしくて、確かに周囲は湖らしいような川のような、水場が多い。宿泊したホテルの近くの王家川橋からは、洞庭湖の切れ端みたいな「南湖」の、これまた端っこあたりが見えるらしい。

早朝、霧の中、徒歩で、湖を見に行ってみた。徒歩で街を抜けて橋に至る道は、早朝にも関わらず既に沢山の人でにぎわっていて、出勤前に朝食を摂る家族連れとかジョギングする人とか、辛そうにうつむいて出勤する人、早朝から元気に携帯で話しながら通勤している人などさまざまだ。

Photo 橋の上から南湖方面と思われる方向を見てみた。南湖方面は霧がかかっていて、遠景は良く見えなかった。早朝で無風で、川沿いの家が川面にくっきりと映っていた。川岸で釣りをしている人もそこここに見える。早朝なのに既に釣果ありという風情で、釣荷を片付けている人も少なからずいた。

川に程近いところに、木立に覆われた小高い丘があり、その頂上に鐘楼らしきものがあった。木立の森は公園になっていて石段があり、鐘楼まで登れそうだったので登ってみた。丘は木立に覆われているので、石段の途中からは周囲の景色はみえず、森の中みたいだった。丘は意外と高くて、鐘楼まで上ると汗が吹き出た。丘の上から湖が見えるかと思ったが、木立が高くて全く見えなかった。

鐘楼の上にいたら、上半身裸で、坊主頭の青年が走って石段を上ってきた。石段の一番上の段まで登って、体操を始めた。全身、汗びっしょりだ。みるとすごい筋肉だ。昔、Gメン75でカンフー対決の回のときに出演していた悪役のムキムキマンみたいな筋肉だ。私は青年のいるほうに向かって歩いていて、「すごいのが来たな~」と思ったが、とにかく一本道で逃れようがないのですれ違うほかない。すれ違うあたりの良い塩梅で、一か八かで欧米人風にニコリとして「ハーイ」といってみたら、私を上回る自然な笑顔で「ニーハオ」といわれてしまった。

この屈託のない、とまどいもない笑顔は本当に意外だった。良いところのご子息なのかな?この丘を走って登るのも相当なものだし、早朝からってのもなにか真剣さが感じられる。スポーツ振興も盛んなのかな?

それにこの丘、街中にも係わらず、木立の高い、森みたいな場所だが、ゴミがちらかっているわけでもなく、犯罪の気配もないし、物盗りの心配もなさそうだ。といって、ゲートがあるわけでも管理人がいるわけでもない。これはこの街の文化レベルが高いことを顕しているのではないだろうか。

聞くところによると三国志の時代から栄えた歴史のある土地であり、呉の国孫権の軍師、魯粛の墓「魯粛墓」があるらしい。文化レベルの高い街には間違いないだろう。

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2008年4月15日 (火)

一面の菜の花畑再び。中国です。

再び中国に来た。

揚子江沿いの一面の菜の花の景色を再び目にした。中国を去って一ヶ月の間に季節はすっかり移り変わり、朝晩でも10℃前後、日中は20℃前後まで気温があがる、大変過ごし易い、良い気候になっていた。

1ヶ月しか間があいていないので、気候の他にはさほど変った点はみつからない。年度を挟んだせいか、中国入国時のエンバケーションカードの書式とか、税関申告書とかが変ったとかいうことはあった。

少し驚いたのは、細かいことだが、ホテルのクリーニング代が3倍に大幅値上がりしていたこと。考えて見れば、一番最初に来た時はクリーニング代はすごく安いものの、時間がマチマチだし品質も悪くて頼む気にならなかったのが、前回は価格は据え置きで時間も正確、品質もすごく良くなっていていたのだった。今回、価格が品質に追いついたともいえるのかも知れない。

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2008年3月18日 (火)

ブートキャンプとケイデンス

中国にいる間は自転車トレーニングが出来なかったので、それを補うためにビリーズブートキャンプをやっていた。帰国して自転車に乗って、ちょっと失敗だった気がした。

Imgp1095 私の居た中国の街は揚子江沿いの平らな土地で、信号も少なく道路幅も広く、自転車に乗るのに大変都合が良い。しかし今回は短期滞在だったので、自転車は持ち込まなかった。それに、たとえ持ち込んだとしても、都市部では乗らなかったと思う。

乗らないだろうと思う理由は、やっぱり危険ということに尽きる。なれない右側通行というのもあるし、車は車優先でつっこんでくるし、バイクや他の自転車や歩行者も勝手気ままに通行している。一番怖いのは、電動スクーターみたいなやつ。私の居た平らな地域では、抜群に普及している。坂がないから、一番安上がりで使い勝手が良いのだろう。これが何台も、自転車道を、音もなく走り回って居る。夜は照明を一切点けないで音もなく走り回っている。みたところ、ぶつかったりもしているのだが、ぶつかってもお互い知らん顔。こんな環境では、やっぱり、危なくて乗る気にならない。

そんな環境下、せめて体脂肪率だけでも維持したいと思い、ビリーズブートキャンプを始めた。ストレッチから始まるし、なかなか効率よく汗が出るし、適当に進んでいるような計画的なような感じが私には良くて、続ける事ができた。特にカラダを横に広げるような運動は、最初は全くできなかったが、すぐについていけるようになった。

そして帰国。体重も体脂肪率も変わっていなかった。鴨鍋とかしゃぶしゃぶとか焼肉といった高カロリー食を沢山摂取していたことを考えると、効果があったものと思う。

ところが。自転車に乗ってみると、どうも様子がおかしい。ケイデンスが上がらない。そして以前より心拍数が高めになっている。どうやら余計なところに筋肉がついてしまったらしい。足がスムーズに動かない。それに、ビリーバンドの効果で肩とか腕もちょっとたくましくなっている。腰周りにも筋肉がついたらしい。

ビリーズブートキャンプは、確かに、余計な筋肉が付くほどに、とても効果的だということは判った。だが、自転車向けに使うには、実走とかローラー台とかを併用するなどの一工夫が必要になるだろう。

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2008年3月15日 (土)

中国を去るとき

イギリスを去るとき韓国を去るとき、に、引き続き、中国を去る日が来た。素晴らしい送別会を開いていただいた。

Imgp11611 イギリスを去るときは、ハバントからハイリング島に渡る橋を見渡す The Ship's Innで昼食会を開いた。韓国を去るときは、前日の夜に送別会でサムギョプサルをご馳走になり、すごく酔っ払った。今回、中国を去るにあたっては、2ヶ月の滞在ながら身に余る歓送をしていただいた。シャンパングラスタワー、名前入りのケーキ(本人のケーキ入刀つき)、そして最後に花束を受け取った。まるで結婚式みたいだった。ちなみに、会場は「徳寿宮」だった。

たった2ヶ月しか居なかったから、部屋の備品も入居時のままだし、衣替えもなかった。当初は2週間の予定だったから、靴も一足、コートも一着しか持って行ってなかった。中国語はできないままだし、観光する時間もなかった。2ヶ月間、この街から一歩も出なかった。

このような短い滞在、限られた場所であったにもかかわらず、痛切に感じたことがある。中国は人が多すぎるらしい。格差も歴然としたものがあるが、まるで空気のように、当然視されているように感じられる。日本並の生活ができる人ってほんの一握りと聞いたが、一握りの人数の絶対数が多い。一握りで先進国並の人数はいる。この街にも、きらびやかなデパートが立ち並ぶ通りがあり、沢山の人が買い物している。買い物できるのはお金持ちだ。こんな地方都市でさえ、沢山のお金持ちがいるように見える。それでも、社会全体からすると一握りなのだ。裾野のように広がる総人口を思うたび、中国は本当に人が多い、多すぎる、という実感が湧いてくるのだった。

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2008年3月 8日 (土)

シンセティック団子

本日、昼、中国人エンジニアから突然、団子らしきものを貰った。見た目、蓬餅みたいだったが、似て非なるものだった。

製造日は昨日付け、賞味期限までまだ4日あるので、その点では問題ないと思う。中国の安全マーク付。また、ブランドとしてはKEDI(コンビニ)だし、そんなに粗悪品でもないと思う。

写真のプラスチックの箱をあける(ホチキスを引っこ抜く)と、サランラップに包まれた緑色の団子が入っている。サランラップは、明らかに手巻きだ。大きさは、一口で食べるにしてはほんの少し大きい。

Imgp1118 サランラップをはがして、手に持ってみた。型崩れしないスライムという感じ。ひとくちかじってみた。中に餡子が入っている。でもダンゴじゃない。羊羹でもない。緑色の組成部分の、さらに一番外側の表面の味がヘン。誰かが手でこね回したのだろうか、喩えて言うと、オニギリの表面だけファンデーションの味がする、そんな感覚だ。

餅と思ったが、どうもヘンだ。全体的に、化学合成っぽい。表面の一層の組成の違いは、化学反応かなにかが原因じゃないのか?100%化学合成、シンセティックダンゴじゃないのか?味も「棗泥味」(棗はヤシのことらしい)って、とりあえず作ってみて後付けで名前を決めたみたいになってるし、泥味ってうまいのかまずいのか、一体なんだんだ?

中国人エンジニアは善意でくれたんだし、安いものじゃないみたいだし、ありがたく頂いた。感想をもとめられたので、うまいといっておいた。だが、正直、うまくない。それに、その後、得たいの知れないけだるさと膨満感に襲われた(このダンゴのせいかどうかは不明)。中国の食品は概ね安全だとは思うが、体にあうかどうかは、多少注意が必要だ。

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2008年3月 7日 (金)

中国の昨今の気候

ここ数日、天気の良い日が続き、気温も上がってきた。太陽がまぶしい。朝晩は冷えるものの、日中は薄手のジャケットで充分。部屋の暖房も不要になってきた。

ただ、1日の気温の差が大きく、朝晩は冷える。朝晩に限っては、まだまだ、コートや手袋や帽子などが必要だ。

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2008年3月 6日 (木)

中国の物価とか・・・スーパー編(4)

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レジは、コンベア方式。レジ係は全て若い女性。無愛想だが、ちゃんと袋に入れてくれる。レジは100台ぐらいあるんじゃないかと思う。

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これは入り口。スロープで登っていくところは、カルフールなんかに似ている。左は貴重品を入れておくロッカー。デジタルで、自分で暗証番号を登録するタイプ。私はこのロッカー、いまひとつ信用できないので使ったことはない。

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スーパーの外には、電動スクーターがずらりとならんでいる。電動アシストもある。電動スクーターの新車は、この写真にあるように2000元(3万円ちょっと)ぐらい。

<スーパー探検終り>

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中国の物価とか・・・スーパー編(3)

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りんごはよく売れていた。3元とか4元とか書いてあるけど、単位は良く判らない。

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北京ダックかな?燻製は高め。そして売り場の周りは閑散としていた。一番安いセール品で、18元。

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お惣菜も高め。日本的惣菜とはちょっと違う。買う人は多くはなかったが、試食コーナーはにぎわっていた。これも500グラム単位の値段。

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日本の食材なども、輸入品コーナーにちょっとある。庶民感覚からすると、目が飛び出るほど高いだろうと思われる値段だ。UCCの117が56元(850円ぐらい)。

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韓国の食材(?)も、売っています。日本食材より豊富。とくに、味噌類はかなり揃っている。

<中国スーパーその4に続く>

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2008年3月 4日 (火)

中国の物価とか・・・スーパー編(2)

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野菜コーナーはこんな感じ。表示価格は500gの値段で、500gでも10元はしない。但し、ここは高級スーパーであり、並んでいる野菜も高品質。一般庶民的に見るとこの写真の値段は驚異的に高いらしい。中国エンジニア曰く、「この種類の野菜なら、例えば私は昨日市場で、500gを0.62元で買いました」とのこと。ちなみに、500gじゃないと売ってくれないわけではなくて、袋に入れて計量場にもっていくと、計量してバーコードをはってくれる。

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パックもある。にんにくとかショウガとかインゲンとか唐辛子なんかがこのあたりにある。1パックの量は多い。日本では考えられないぐらいの量を、パチパチにパックしてある。これで、やっぱり、10元以上にはならない。

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肉は、頼むと店員さんがさばいてくれる。垂れ幕にはご覧の通り12元近辺の値段が書いてある。肉はさすがに10元以上するんだな、と思って中国エンジニアに聞いてみたら、「これも全部、500グラム単位の値段」なんだそうだ。100グラムだとやっぱり2元とか3元。しかし庶民感覚からするとやっぱり凄く高いらしい。ちなみに、手前にむき出しの肉が置いてあるのは、お客さんに触ってもらうためらしい。

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フナも生簀で売っている。気の毒になるぐらいの魚密度だが、中国のフナはそんなこと気にしないのだ。1匹5元。

<スーパー偏(3)に続く>

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2008年3月 3日 (月)

中国の物価とか・・・スーパーマーケット探検。

昨日の記事で、1元とか2元で生活必需品は揃う、みたいなことを書いたので、ウラとる意味で、日曜日にスーパーの写真をとってきた。各写真をクリックすると拡大表示されます。

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文房具。スーパーに入ってすぐのところにあって、値段が大きく書いてあったので撮って見た。なんの値段かわからないので、参考程度。

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ビールコーナー。中国のビールは、一本2元とか3元とか。写真に写っているのは全部中国産ビール。2段目の、12元とか15元とかかいてあるのは、6本セット。右下に、赤い、オリンピックのマーク付きのバドワイザーの6本セットが見える。これが約17元。

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そばとか乾麺類。かなりな高級品の部類だと思うが、値段はこんなもの。10元以下。

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油は高い。と、いうか、でかい。このスーパーでは、小分けしたような油は売っていない。中国の家庭料理では油を大量に使うのだが、それが理由なのだろうか、小瓶は売っていない。そして油はいつも良く売れている。

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魚は生簀で売っている。買っている場面には、あまり遭遇したことがない。

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生きたすっぽんが、10.8元。値段に躊躇するというか、スッポンそのものに躊躇する。というか、買わない。ペットじゃないんだから。正月には32元という黄色っぽいスッポンが売っていたが、縁起物なのだろうか。

<次回、生鮮食品コーナーに続く>

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