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2015年5月15日 (金)

BRM509神奈川興津600 (3) 登った分、必ず下るのです。そしてゴール。

600kmの道程のほぼ真ん中にある324km地点の伊那のホテルで4時間の仮眠後、午前3時半に自然に目覚めた私。ともかくも残り280kmは走らなければならないので、ランドリーへ向かいます。乾燥機からウェアを回収し、着替え、チェックアウトして外にでました。

朝食予定のすき家はすぐそばなので、ウェアをきちんと着ないまま、移動したのですがすごく寒い!すき家ではいつもの豚汁納豆定食をいただきました。4:30am、安曇野のPC4に向けてすき家を出発しました。

20150510_04_fotor001▲ルートインに面した道路。午前4時半。すでに明るくなってました。

走り始めてすぐ、とても寒い事に気が付いたので持っている防寒着をすべて着込みました。

20150510_05_fotor002▲しばらく走っていると、太陽が昇ってきました。日光の熱で蒸散して靄がでます。

20150510_05_fotor003▲外気温は摂氏7度だそうです。寒いわけです。

伊那を発っても道は登り基調です。PC4は400km地点、クローズ時間は8:40am。この時おぼろげに考えていたところによると残り時間はゼロ、ギリギリ隊なので、それなりに頑張りたいのですが緩やかな登りのためか思うようにペースがあがりません。信号も多く、しかもよく信号にひっかかります。誰かが見ているのではないかと思うほど、信号に近づくと絶妙のタイミングで歩行者信号が点滅し始めます。頑張れば通過できる微妙なところで停止。誰も渡らない横断歩道の前で信号待ちすることが何度もありました。でも信号無視は絶対しません。息を整えたりしながら静かに待つのでした。

こうして思うようにペースがあがらないまま、走行距離は350kmとなりました。時刻は5時半ごろ。ここで気づきます。PC4まで残り50kmで、PCクローズの8:40amまで3時間。つまりギリギリ隊ではなく、1時間ほど余裕があることに気づきました。上り坂は続いていますが、一気に気が楽になりました。

20150510_05_fotor004▲そして善知鳥峠。走行距離352km、時刻は5:43am。分水嶺、という文字が見えます。

そうです分水嶺なのです。今なら、なぜここまでずっと登りだったのか理解できます。ここまでは川を遡上するように登りが続き、ここからは川下りのように下り基調になりました。水は素直だ。私は素直じゃなかった。悪態をついた過去の私を諭してあげたい。

20150510_06_fotor006▲塩尻駅のガードをくぐります。善知鳥峠から塩尻駅まではずっと下り。

塩尻市街を抜けると、とても気持ちの良い道になりました。四方を山に囲まれた、ひろびろとした平地です。

20150510_06_fotor007▲こんな良い道を、早朝に走れるっていうのは本当に気分が良い。

20150510_06_fotor009 20150510_06_fotor010▲天気良い。気候も爽やか。

20150510_07_fotor008▲山もきれい。

20150510_07_fotor011▲途中、ドラえもんのいる道の駅でトイレ休憩。トイレもすごくきれいでした。

20150510_07_fotor012▲川も新緑もきれい。

400km地点のPC4着は午前7時43分。PCに近づいていくと、、見慣れた千葉ジャージが見えます。写真を撮ってくださって、手を振っておられます。ここは千葉? お話を伺うと、今回はプライベートで、企画中のコース視察のためここまで自走されたそうです。すごいなぁ。

天気がよく、とても気分が良かったので、PCではノンアルコールビールをいただきました。うまかった・・・。

20150510_08_fotor013▲釣り人。

松本城に寄ろうと考えていたのですが、気が付いたときには高出の交差点でした。そして塩尻峠への登りが始まりました。前方に参加者が見えてきました。

20150510_10_fotor014▲峠の登りの途中で腰が痛くなったので、道の駅でトイレ休憩。

20150510_10_fotor015▲道の駅から再スタートしたら、前方に参加者各位が。

20150510_10_fotor016▲塩尻峠。一息つく皆々様。

20150510_10_fotor017▲諏訪湖が見えました。天気が良い。

20150510_11_fotor020▲諏訪湖の南岸を走ります。気分いい!追い風だったような。

20150510_11_fotor021▲田植え完了。

20150510_12_fotor023▲富士見峠。記憶によるとここから当分下りのはず。

記憶の通り、富士見峠からはずっと下りでした。しかも追い風。風と共に、下り坂をぐんぐん下っていきます。

途中、計画通り、477km地点の「道の駅 信州蔦木宿」に寄り、昼食をとります。時刻は12:02。停止してみるとすごく風が強いことに気づきました。自転車が倒れないように、且つ、目立つところに施錠し、食堂で数量限定のそばをいただきました。完食。満足して再度走り始めます。時刻は12:45。

道は相変わらずの下りで風は追い風。交通量も少なく、快適です。ペダルを回さずともそこそこのスピードが出て、しかも風と一体となったかのようで風を感じることもありません。快適以上の快適というか、夢心地です。昨夜、悪態をついていたことをつくづく反省しました。登ったら、その分の下りがあるのです。今回は晴天と追い風の余禄までついてます。

20150510_13_fotor024▲「白州」付近。眺めも良い!

円野の分岐で国道20号とお別れし県道12号に入りました。ここも初めて走る道でしたが、とても良かった!いい道でした。

20150510_14_fotor027▲甲府盆地を走り、やがて富士川にたどり着きます。富士川にかかる富士橋を渡ります。

「新しいまっすぐつながる道が完成し通行可能」という情報があったのですが、新道への入り口が良くわからなかったので(今思えば住宅展示場入り口みたいに見えたあの場所かな?)、旧キューシート通りに走ります。

20150510_14_fotor028
▲踏み切りをわたり、この標識に従い黒沢のT字を右折。

もうすぐPC・・・と、思っていたら目の前に坂が現れました。富士川沿いの平和な道じゃなかったんですね。

PC5の六郷のローソンさんには14:52到着。走行距離532km。あと70km足らずと思うと気が楽です。気温が高くなって暑くなってたので、ガリガリ君をいただきました。今期最初のガリガリ君です。15:08、リスタート。

走り始め、しばらくすると向かい風になりました。かなり強い風です。駿河湾からの南風が富士山と南アルプスの山間にビューと吹き込んでる・・・みたいな想像してました。

しばらくすると、向かい風基調ながら風は弱まりました。かわって登り坂が現れました。富士川を眼下に見ながらのアップダウンです。登り坂はそれぞれとても立派な登り坂です。

20150510_16_fotor030▲なんだか大掛かりな人口建造物。右手に眺めながら、坂を登ります。

20150510_17_fotor031▲コースは身延線沿い。坂を登った先の山の中に駅があったりします。線路は見えるけど電車が走らないなぁ、と思っていたそのときに、車輌に追い抜かれました。

登って降りてのアップダウンをいくつも越えました。どこまで続くんだろう。コースをご存知の方がいらっしゃったので、残りの坂を尋ねたら前方の木立に囲まれた丘を指さし「残りはあとひとつ、あれです」とのことだったので、元気を出して登ります。

20150510_17_fotor032▲道路計画上は単なるアップダウンなんでしょうけど、斜度は立派なものです。

20150510_17_fotor033▲最後の登りを終え、下り始めるところの風景。厳密には、市街地に入るまでは多少の起伏はまだあります。

ようやく平地に出て、富士宮から静岡市へ。東海道をたどり、歩道橋をくぐって右折し、旧道に入ります。初めての道です。なんだか別世界。夕暮れの時間のおかげもあってか、とても良かったです。

20150510_18_fotor034▲私にはとても珍しい。

押しボタン信号を使って国道1号をわたります。信号待ちしている間、みていると車の速度が速くて怖かったので、青信号になっても渡らず、車が十分に停止したのをよく確認してから渡りました。

ガードの隙間・・・とのことでしたが、いい道ですね!由比宿と合わせ、とても走りやすい。そして・・・

20150510_18_fotor035▲見えました。駿河健康ランド。

20150510_19_fotor036▲ついたー。

健康ランド内のゴール受付で手続きをし、御礼を言って辞しました。所要時間は36時間50分。走行距離601km。伊那で22:30~4:30amと6時間休憩した甲斐あってか、眠くもならず胃腸も快調のまま完走できました。今回はバックパックだったから、いつもより腰が痛かったような気がしますが気のせいでしょう。

体重ですが、出走前に計測した体重計と同じ体重計・・駿河健康ランドのお風呂にある体重計・・で、計測してみました。出走前は65kgでした。これがなんと、出走後は脅威の61.5kg!健康に支障がでるレベルではないかと思ったので、夕食は高カロリー食とビールを遠慮なくいただきました。そして翌日午前10時まで健康センターでくつろいだのち、無事帰宅しました。

今回もおかげさまで安全元気に完走できました。参加者の皆様スタッフの皆様ありがとうございます!またよろしくお願いします!

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コメント

お疲れ様でした。自分が理想とするような、理想的な走りですね。私も出走したのですが、伊那での睡魔地獄でかなり苦しめられました。やはり宿をとるべきだったと、反省しております。これからも楽しいレポートを期待しております。

投稿: flaflag2 | 2015年5月18日 (月) 18時31分

ありがとうございます!励みになります。
駄文なので読んでいただくお時間も恐縮なのですが、、よろしければまたご訪問いただけると嬉しいです。

投稿: KT | 2015年5月18日 (月) 21時21分

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