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2007年2月 5日 (月)

夕暮れの漢江に想う

日曜日、東大門から江南へのバスの車中、漢江の夕景に心を打たれた。

東大門から江南への帰りは301番バスで、東湖大橋を通って江南に渡る。進行方向右に、漢南大橋が見える橋だ。ちなみに我がバス472番は、漢南大橋を通る。

時刻は午後6時20分、太陽はすでに沈み、赤みがかかった薄闇が全ての景色を覆い始めたころだった。東湖大橋からは、漢江の両側の高速道路と一般道の全ての車のテールライトがきらきらと赤く見える。漢江に架かる橋のなかでも指折りの規模の漢南大橋がすぐ隣に見える。漢南大橋は黄色の街灯に緑色のライトアップで、さらにその黄色と緑色が規則正しく長くまっすぐ水面に反射していてとても美しい。漢江の水面はわずかな風に揺らいでいるようで、テールランプの赤も街灯の黄色も橋の緑もキラキラとまたたいている。水面は黒く、反射している光だけが色とりどりにまたたいている。遠景を見ると、遠くの橋も山も薄く見え、空はわずかに紅色で天頂は黒。そのなかで、漢南大橋とその周りの高速道路や高級宅地だけがハッキリした光を放っている。

この景色、見れば見るほど美しい。見れば見るほど、漢江は大きい。パリのセーヌ、ロンドンのテムズ、フランクフルトのマイン川といった有名どころに比べても、ずっと大きく広く深く見える。宮崎の大淀川、博多の那珂川よりも勿論ずっと大きい。幕張の花見川よりも七隈の七隈川よりも・・・と、この辺で止めておこう。

ともかく、漢江を見て、大きさを実感すると、きっとソウルに対する印象が変わる。人が犇めき合って忙しなく動き続けるソウルとはまた違う、人間が暮らす場所として理想的な、ヨーロッパの都市にも負けないような地勢がそこにあるような、そんな気がする。

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