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2006年10月16日 (月)

ドーバー海峡 (1)

初めてドーバーに行ったのは今年の4月14日だった。イギリス側のドーバー城に行った。ひどい霧で何も見えなかった。勿論フランスも見えなかった。

ほぼ半年後の今回、10月15日にユーロスターでドーバー海峡を、ドーバートンネルで渡った。海峡は、またもや、霧が濃かった。

ユーロスターでウォータールーを出発後、しばらくすると、なにやらニコヤカな乗務員が小さな紙を配る。パンやジュースのカラー写真が綺麗な、ビュッフェのメニュー案内の小冊子である。ジュースなどとセットで買うと一番安くても800円ぐらいなのだが、要するに3ポンドとチョイであって、イギリス的には高くはないと思う。私にはお得に思えたので、早速ビュッフェに買いにいった。

Imgp5070 800円の朝食はコーヒーとジュースとパンの簡単なものだったが、乗務員のオニイサンがとにかく爽やかで適度に愛想良くて、朝食を丁寧に紙袋に入れてくれたのでとても気分が良くなった。紙袋を抱えて席に戻り、車窓の景色を観ながらゆっくりと簡単な食事をした。

車窓に広がるのはイングランドの田舎の風景である。全体が薄く霧か靄に包まれたような風景で、その弱い光の中、低くなだらかにうねる緑の土地に、時々農家が見える。沼地も多い。半年前にはこんな景色の中を自転車で走りまわっていたかと思うと、懐かしいような夢だったような複雑な気持ちになる。

アシュフォードを過ぎドーバーに近づいてくると、空が暗くなってきたように感じた。ドーバーに近づくにつれ、ますます空が暗くなり霧が濃くなった。

霧の濃い中、ユーロスターはドーバー海峡横断トンネルに入った。入ってすぐ、気圧の変化で耳がキーンとなる。さらにトンネル内で対向線のユーロスターとすれ違ったときは耳が「ヴォン」と鳴った。窓の外の暗闇を見ていたが、「ココが国境!」みたいなものはなかったし、「国境を越えました!」みたいなアナウンスもなかった。約20分でトンネルを抜けた。

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