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2006年10月16日 (月)

ドーバー海峡 (2)

トンネルを抜けるとそこは霧の世界だった。ドーバー海峡のフランス側、カレー海岸とかそのあたり。だが何も見えない。空も完全に曇っていて、いまにも雨が降り出しそうだ。

Imgp5072_1 心配しながらドンヨリくもり空を観ていたら電話が鳴った。ヨーロッパ大陸に渡ったので、イギリスのテスコモバイルから、どこかフランスのローミングサービスに切り替わったことを知らせるメールが入ったのだった。そのローミング先のキャリアの名前の読みにくさに、ああ、フランスなんだと、なんとなく実感した。

フランスなんだと実感はしたけど、とにかく天気が悪い。このまま進んだら益々天気が悪くなって、ひょっとしたらパリは雨なんじゃないだろうか。傘も持ってきてないし、自由に動けなくなる。やっぱりパリに向かったのは判断ミスだったか・・・などと、結構真剣になやんだ。

Imgp5075 しかし30分ほど走っただけで、ウソのように空が晴れわたった。海峡付近だけが極端に天気が悪かったのだ。ドーバーとかカレーでのどんより曇り空が、本当にウソだったかのように、雲ひとつなく青く高く済みわたる、素晴らしい天気になった。私の心も、本当に本当に、すっきりと晴れわたった。

Imgp5074 ユーロスターはカレーからパリに向かって走っていた。天気になって視界が良くなって、広大な農業地帯が見渡せた。畑で銃を持って害獣を追っているような人達もいる。自転車の人もいる。良く見ると自転車も右側通行にかわっている。フランスなんだ。

見渡す限り続く農業地帯に、送電線が立っている。支柱はこれまで見た事のないトラス構造で、なんとなくネコみたいなフクロウみたいな形に見える。なんだかエレガントな感じだ。フランスなんだ。

ロンドンを出発して3時間足らず、パリ時間11時50分頃にユーロスターはパリ北駅に到着した。

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