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2006年4月18日 (火)

ブレナム宮殿と物価

ブレナム宮殿、世界遺産。立派なものだ。敷地も広い。貴族の生活を偲ばせる。しかし入場料は割高か。イギリスの物価のせいだろうか。

Imgp2027まず敷地の広さ。確かに広い、門から入って開口一番、「池も島も橋も、あの門からモニュメントから全部個人の土地か~」というのが大方の来訪者の感想だとは思うが、イギリスには現在でもなお、もっと広い土地に住んでいる人はいる。そんな人の家は、門からはカゲも形も見えない。

ウォーターシップダウン108kmの時、そんな大富豪の家の周りを走った。人の背ぐらいの塀が延々と続き、やっと着いた大きな門には松明がかかっていた。門からは家なんて見えなかった。塀は人の背ぐらいなんだから越えて進入することは可能かもしれないが、覗いてみても芝生の平原しか見えないし、屋敷までは遮る物がない草原が広がっているんだから、いずれセキュリティーにひっかかるってことだろう。

Imgp2022そもそも、大富豪でなくとも、ハンプシャーの農場主の方が土地持ちだ。美しい小川の流れる広大な土地を持っている。

Imgp2049そして宮殿。長い図書館は他に見たことがない感じで、片側にパイプオルガンがあって居心地はよさそうだ。素晴らしい空間だ。しかし、他の居室については、つい比べてしまう。同じ感じの造りであるロシア・プーシキンのエカテリーナ宮殿と比較してしまう。豪華に飾られた居室が延々と続くエカテリーナ宮殿を思い出すと、ブレナム宮殿の5、6室ぐらい(だったかな)の居室はなんとなく寂しい感じだった。

全て庶民に公開されているわけではないので比較のしようもないとは思うが、エカテリーナ宮殿400ルーブル(2004年2月当時。当時のレートで1500円ぐらい)に比べると、ブレナム宮殿の14ポンド(3000円)はやっぱり高いかもしれない。

何かと比較するような気持ちで観光に行くこと自体、間違いだろう。ブレナム宮殿は別な要素、特にチャーチル家に纏わる調度品、ウィンストンチャーチルの産着、束髪など見るべきものは大変多い。見方を変えて、こうした貴重なものが、わずか14ポンドで見れるとすれば、十分すぎる価値があると言えるだろう。

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