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2006年4月20日 (木)

春先は

春先、イングランドでも気候が良くなり日がグーンと長くなると、自転車で走り回る人がグーンと増える。独りで走るひとや、いろんな集団とすれ違う。なかでも小集団で走っている人達を観察すると、ある傾向が伺える。

集団の中には「自転車っていいよ~」と最初に言い出して皆を誘ったであろう自転車人がいる。格好や自転車でわかるし、一番よく挨拶してくれる。一方、誘われて、じゃ、先ず走ってみようという感じの人もいる。

誘われたらしき人々は、概ね量販系マウンテンバイクで、ヘルメットなしだったりするが、格好はともかく、一様に必死の形相で自転車を漕いでいる。挨拶も息絶え絶えだ。言いだしっぺの自転車人は、余裕の表情で、前についたりうしろについたり、安全に走れるように気を遣っている。

必死の形相、そりゃそうだろう。私だって、量販店で売っているマウンテンバイクで自転車人と一緒に走れといわれたら、ギブアップだ。まして、自転車人への道の入り口に立ったばかりといえる人達だ。平均15キロ時としても、充分な試練の筈だ。

必死の形相、しかしそんな人達を大切に思う。自転車で走る以上、キツいのが普通だ。なので、とりわけ感じ良く挨拶するようにしている。そして私は願う。より沢山の人が自転車で走ることを思い立ち、自転車人への入り口に立ち、良い経験をし、自転車人となり、より楽しく快適に走れるようになって欲しい。ハンプシャーの道は美しく、走りやすい。近くに住んでいるのに、この楽しさを享受しないのはいかにももったいない。

冬はコアな人達ばかり走っている感じだったが、春先はいろんな人とすれちがう。やはり春なのだ。

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