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2006年3月20日 (月)

飛行機の不具合

飛行機の不具合に遭遇した。とはいっても運行に関係するようなショッキングなことではないし、批判したり非難したりするつもりもない。

不具合は機内エンターテイメント関係のことだった。私ではなく、隣のお客さんだった。画面がどうしても映らなかった。

思い返せば、こうした機内エンターテイメント、日本の航空各社のように、座席にひとつひとつ画面があって、いつでもちゃんと使える航空会社はあまりないような気がする。

一時期頻繁に乗っていたアエロフロートは座席にテレビはなかった上に、前方スクリーンはノイズがひどくて、時にはなぜか話が15分進んでは最初に戻る、の繰り返しだったりしたこともある。別な時には、これはアエロフロートのせいではないが、前方スクリーンと自分の間に、おばちゃんが立ちふさがって長話していて、画面が見えなかったりもした。

アリタリアには一度だけ、ミラノ線で乗ったが、最初から「本フライトは機材の調子が悪く各座席の機内エンタテイメントは一切使えません」と宣言された。たまたまのこととは思うが、国際線ってそんなに頻繁に乗るものじゃないから、一期一会と思って修理しておいて欲しいものだ。

今回は日本の航空会社で、自分の好きなプログラムが好きなときに観れるという優れもの。ルフトも各座席に画面があるが、本当のオンデマンドではなくて、チャンネルが多いだけなので、やっぱり日本の方が良い。このような世界レベルで優れたシステムなのだが、私の隣のお客さんは使えなかった。

「申し訳ありません、故障で画面が映らないようです」と、乗務員。「空いた席が御座いますので、お移りいただけますか」。至極当然の申し出だ。折角のエンタメを観ずに、あと10時間以上も過ごすのはきつかろう。間違えなく席替えで、その結果、私の隣は空席になるだろう、快適だな、と思った。しかし返事は違っていた。

「いえ、大丈夫です。寝てすごしますから」

えぇ~?!と、私は心の中で叫んだ。若者風に言うとマジすか、マジっすか~?!という感じだった。まだ飛び始めたばっかりですよ、あと半日、ホントに寝てるんですか?画面さえ映れば、観れる映画は20本近くあるし、ゲームも出来るしニュースも見れるし現在位置も時刻も判るし入国書類の書き方だって判る。どうしてどうして席を替わらないのだ?ひょっとして「機内エンタメなんてアテにしない」タイプのツワモノ?それとも私のことが気に入ったホモ?

その後、お隣さんは私には無関心だったのでホモではなかった。ただでさえ寝てすごすというのは至難の業だが、今回はさらに機内が普段に比べてとても明るくて、寝にくかった。窓のシェードを開けっぱなしで決して閉めない窓際のお客さんが2人も居たせいだ。雲が見たかったのかな?

食事が終わったあと、隣の人は本を読むでもなく、座席をフラットにして寝転がり、寝苦しそうにのたうちまわっていた。やっぱり替わりますと言わなかったのは大丈夫と言った手前なのだろうか。相当のツワモノだ。そう思った。

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