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2005年12月11日 (日)

プロフェッショナルドライバー。

用事があって900キロ近くを1日で運転した。地元ポーツマスと、ウェールズのバリー(カージフの隣)、そしてヒースロー空港に行き、ポーツマスに帰ってきた。私はプロフェッショナルエンジニアだが、この日はプロフェッショナルドライバーだった。

Dscn66431プロにあるまじきことだが、カージフ市内で迷ってしまった。ロンドン方面からM4にのって、セヴーンブリッジを渡って(有料、4.8ポンド)、  ウェールズに「入国」し、順調に走っていたのだが、M4を降りるジャンクションを間違えた。A4232と書かれた出口が2箇所あるとは知らず、2箇所目のJ33で降りるべきところを、手前で降りてしまったらしい。その後は自分の位置もわからず、通りすがりのお姉さん、ガソリンスタンドのおばさん、と、道を聞いたが、結局のところ自分の位置が判らず、カージフ中心部に突っ込んで行った(と、思う)。

カージフは綺麗な街だった。綺麗な教会がいくつもあった。紅葉の公園を金曜の授業を終えた学生が沢山歩いていた。道幅が広い商店街で渋滞にはまって、左右の商店をじっくり見た。ウェールズ語が併記されていて異国情緒あふれる。しかし見てばかりいても埒が開かないので、渋滞の途中で脇道に車を停めて、古物商みたいな店の女主人(といっても、私と同じぐらいの年齢)に道を聞いた。開口一番「ぜーんぜん違うわよ」といわれた。「兎に角この道はこのままにまーーーっすぐ、まーーーっすぐ、まーーーっすぐ行って、バイパスに出たらまた誰かに聞くといいわよ」と言われたので、道が細くなろうが住宅街に入ろうが兎に角まーーーすぐ行ったら、本当にバイパスがあった。そこで初めて自分の位置が判り、助かった。ありがとう女主人。ムーミンに出てきてたノンノンのお父さんの偉いヒト(名前は忘れた)だったら「まーーーっすぐ、まーーーっすぐ、まーーーっすぐ 行ったら 河でしょうがウンガウンガ」と言うところだが、迷わず信じて進んでよかった。

カージフの隣のバリーで用事を済ませ、バリーを出発し、M4に乗ったのは5時近くだった。ここから、今夜9時のロンドン発のフライトで日本に帰国する部長をヒースロー空港に送り届けなければならない。2時間前の7時には到着しておきたいところ。しかしM4に乗って距離表示を見たら、ここからロンドンまで140マイル(224キロ)と書いてあった。金曜の午後はイギリス全土渋滞に見舞われると聞いた。2時間で到着するのか?と、内心焦っていた。

結果的には7時に到着した。M4では、途中、ブリストルやウィンザー、さらに最後のヒースローへの分岐で渋滞したものの、走れるところではそれなりに頑張って、常識の範囲内でトばした甲斐あって、なんとかなった。(注:私は自分なりにトバシテいたが、それでも猛スピードで追い抜いていく車が何台もあった)

なんにしてもギリギリで着くなんてのはプロにあるまじきコトだ。第3ターミナルの前で部長をポンと降ろさざるを得なかった。本来、余裕を持って到着し、駐車場に車を停めて、荷物を持って見送っていくのがプロというもんだ。はー、反省。反対に、車中だんだんとギリギリの時間になっていったにも関わらず、道中、顔色ひとつ変えず泰然自若、渋滞の割り込みでは窓を開けて後続車を停めまでしてくれた部長の肝の据わり具合に驚いた。ははーっ。また、反省。

その後独りヒースローを後にし、金曜で混雑するM25を横目にM3への分岐からM3に乗って、ポーツマスまで帰った。M3は車が少なく、ラクだった。車が少なければオートクルーズを使って割りとラクに走行できるからだ。ロンドンを後にし、霧が濃い中、時速70マイルのオートクルーズを使ってウィンチェスターやサザンプトンを通過し我が家を目指すというのはなんだかイギリス国民にでもなったような気分だった。

眠くはならなかったもののやなり疲れていたようで、9時にポーツマスに着いて、給油のためスタンドに行き、ポンプを操作しているときは眩暈で地面が揺れているような感じだった。今日はよく走った。本当に、プロの仕事とは大変だ。

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