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2005年11月30日 (水)

ロンドンの地下鉄とインド君

ロンドンの地下鉄チューブはどこかしら止まっている。土日に観光すると、今まで何度も、ラインが完全にクローズされていたり、動いている線でも停車したまま数分待ったりすることがあった。今回はディストリクトラインとサークルラインが止まっていた。

インド支社からのインド人を案内してロンドンに来た。彼がマイペースで写真を撮っていたのですっかり予定が押してしまって、船にのったりする予定を取りやめて、「絶対見たい!」と言うロンドン塔へと移動することになった。そこで、ピカデリーサーカスからベイカールー線にのり、東のタワーヒルへ行くためエンバンクメントで乗り換えた。エンバンクメントからタワーヒルへはディストリクトライン、サークルラインどちらかに乗り換える。どちらでも良い。ベイカールー線のエンバンクメント駅は、地中深いところにある。次のウォータールー駅との間にテムズ川があり、下をくぐるためだ。そんな深いエンバンクメントホームから延々エスカレーターにのって、地上近くのディストリクトラインとサークルラインを目指した。

ディストリクト・サークルライン両方、止まっていた。タワーヒルに行くなら、どっちでもいいのに、両方、止まっていた。エスカレーターで登っていく途中、所在無く立っているヒトや、地下鉄マップを見ているヒトが多いな、おかしいな、と思ってたが、両方止まっているとは。ピカデリーサーカスでしっかりボードを見ておくんだった。

仕方ないので、再び地中深くのベイカールーラインに戻り、ウォータールー駅で京葉線みたいなフランクフルト空港みたいな動く歩道のトンネルを延々歩きジュビリーラインに乗り換え、ロンドンブリッジ駅で降りてロンドンダンジョンの列をみたりしつつ、テムズ川南岸からタワーブリッジを渡ってロンドン塔にたどり着いた。

Dscn6536先に言っておくが、同行のインド君はダンジョンで裏口から入ろうとしたり、ヘイズギャラリアで青い電飾のクリスマスツリーの写真を取りまくったり、タワーブリッジにたどり着くまでにも渡っている最中も私そっちのけでゆっくり写真とって、極めつけはロンドン塔の外側で出会ったインド人グループと長話の立話したりして、時間が過ぎていった。

Dscn6540そしてロンドン塔にたどり着いたときはもう4時半。曇り空と日の短さで、もう薄暗くなっていた。さらに、チケットはもう売ってくれない。閉館が5時で、今から入場しても何も見る時間がないから、という。インド君の落胆振りはかなりなものだった。「英国がインドから持ち去った大きなダイヤモンドを見るのは私の夢・・・」と。

Dscn6544でもアンタ、自分のせいですから~!私は充分つきあって案内した、船もあきらめたし、地下鉄が止まっていたのは私のせいじゃないし、最速で地下鉄の別ルートに移動したし、日本人旅行者と仲良くなれそうだったのも途中で切り上げて、アンタがインド人と立ち話してるときは雨の中待ってたんだぞ!

その後ロンドン塔を後にし、タワーヒル駅は地下鉄停止のため閉まっていたので、薄闇の中、小雨に濡れながら、二人してモニュメント駅まで歩いて、バンク駅からセントラルラインに乗って、大英博物館に行った。大英博物館でもインド君のきままな行動にキレそうになったりしたが、ここでは書くまい。彼は良い奴だ。雨の中、「疲れたときはグリコーゲンが大切だ」といって、モニュメント駅まで歩いているときにインド製のビスケットを沢山くれた。それだけで、充分だ。

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