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2005年10月18日 (火)

エンジニアの嘆き

今日はプラントの騒音コンサルとしてノイズマンが来た。ノイズマンと呼ばれていて、名前はなんだったか忘れてしまった。大学卒業以来、騒音一筋数十年、今や齢60歳だそうだ。フィルより若いんだが、とてもそうは見えない、おじいさんだ。黒いスーツで、上着のポケットは手を突っ込みすぎたせいなのか、ヨレヨレで、ネクタイは何故かウォレスとグルミット。ネクタイを選んだわけを聞こうかと思ったが、こちらにきて以来今まで服装について誰かが誰かに質問しているのを聞いた事がないので、質問するのは止めておいた。

フィルとは古い仕事仲間で、年齢もほぼ同じ。昔話に「憶えているかいあの・・・」と言って、私の産まれた歳の仕事の話をしていたりする。「あのときのあいつにあったよ・・・」と言って、あいつ、最近心臓バイパス手術を受けたらしいという話をして、すこし涙ぐむ。「イギリスではエンジニアリング、エンジンや機械産業は衰退していくなぁ・・・」 若い人は、大学卒業後 「みんなシティにいってしまう・・・ファイナンス、トレーディングっていうやつだ・・・」 シティっていうのは勿論、ロンドンの金融街シティのことだ。そういえば、この事務所のメンバーも、エンジニアで私より若いのはフランス人オリバーぐらいだ。みんな年寄りで、日本なら退職適齢期だ。英国ノイズマンの嘆きも、将来いずれ我が身のこととなるか・・・。

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